口癖を変えたら、会話が変わった理由

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こんにちは。
私は口下手で、他人と話すときはつい口数が少なくなり、いつもどこか居心地が悪いと感じています。そのため、「きりがいいところで会話を切り上げよう」と常に考えてしまいます。
一方で、家族と話すときはその反動なのか、自分でも「うるさいな」と思うほど、ひたすら話し続けてしまいます
どちらも、コミュニケーションとしてはあまり良い例とは言えませんね。

そんな私が、口下手を少し改善できた理由についてお話しします。
結論から言うと、「口癖になっていた言葉を禁止ワードとして言わないようにした」ことが大きなきっかけでした。

どんな口癖を言っていたか

禁止ワードにしなければならなかった私の口癖、それは「そうだね」「だね」といった言葉です。
「そんな普通の言葉を止めただけで?」と思うかもしれません。私自身も、最初は何がいけないのかわかりませんでした。

口癖を止めたきっかけ

父との会話の中で、「それ、口癖になっているから止めたほうがいいよ」と指摘されたのがきっかけでした。

父いわく、「とりあえず相槌を打っておけばいいという気持ちが伝わってくる」ため、相手に「適当に話を聞かれている」と感じさせることがあるのだそうです。

もともと「相手の話をきちんと聞いていますよ」という意思を伝えるために使い始めた言葉だったのに、真逆の意図で受け取られてしまうとは思いませんでした。

しかし、父の意見には納得させられることが多いので、素直にアドバイスに従ってみることにしました。

口癖を止めてみたら起こった変化①

まず、父との会話で「そうだね」を言わないように意識しました。

ところが、今までのようにすぐ返事ができなくなり、会話が途切れることが増えました。間が空くたびに気まずさを感じ、「まるで会話をする気がないみたい…」と自分で焦ることもしばしば。

それでも開き直って、相手の話が終わるまで待ち、考えてから返事をするようにしました。すると、自分の意見をはっきり言えるようになったのです。

以前は、
「そうかもね」
「そういうこともあるよね」
「さぁ、どうなんだろうね」
といった曖昧な返事ばかりしていましたが、今では、
「これはこうだよ」
「それは違うと思う。こうじゃないかな?」
「私はこうしたい」
といったように、明確な意見を言えるようになりました。

口癖を止めてみたら起こった変化②

「そうだね」と軽い相槌を止めたことで、話す前に言葉を整理する癖がつきました。

以前は、話しながら文末を考えていたのですが、今は事前に頭の中で文全体を組み立ててから話すようになりました。
その結果、必要のない言葉は口にしなくなり、自分が本当に伝えたいことだけを話せるようになったのです。

これによって、以前よりも会話が建設的になったと感じます。まるで会議をしているような感覚です。

口癖を止めてみたら起こった変化③

「そうだね」で時間を稼ぐことができなくなったため、会話により集中するようになりました。

以前は、相手の話をなんとなく聞いていたこともありましたが、今では相手の言葉一つ一つにしっかり耳を傾けるようになりました。そのせいか、自分の気持ちだけでなく、相手の気持ちにも寄り添えるようになった気がします。

主観的ではありますが、口数が減ったことで、コミュニケーションの質が以前より向上したように感じています。

まとめ

口下手で悩んでいた私が「そうだね」といった口癖を止めた結果、次のような変化がありました:
1. 自分の意見をはっきり言えるようになった
2. 話す内容が整理され、建設的な会話ができるようになった
3. より深くコミュニケーションがとれるようになった

また、沈黙を恐れずに自分の意見を言えるようになると、堂々として見えますし、しっかり考えた意見を述べることで、より信頼感を持たれるようにもなると思います。

これからもこの習慣を続け、より良いコミュニケーションを目指していきたいと思います。
この記事が、どなたかのお役に立てば幸いです。

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